メガネめがね、またきて眼鏡

紙めがねクリエイターの日常

仮免取得は危険がいっぱい

f:id:begonia_republic:20240202143411j:image

 

37才で出産した。

 

 

総武線沿線で育った私は、実家に車はなく、車と無縁の人生を送ってきた。

 

(そのせいかマリオカートも下手くそで、ゲーセンでは知らないお兄さんが見かねて手伝ってくれた程だ。)

 

しかし子供が生まれて、自分が運転できないと、不便なことが多すぎる!と思い直した。

 

そこで、意を決して教習所の扉を控えめに叩いたのだった。

 

 

実技の実力は、教官がいらいらし始めるほど出来が悪かった。初めのうちはカーブすらまともに曲がれず、補講の別料金を納付。いつでもハンドルは手汗でしっとりとしていた(すまん)

 

 

そんな中、死に物狂いで仮免の試験まで辿り着いた。

 

 

分かっていた。鬼門はクランクだ。

 

 

試験当日、他の生徒たち(ほとんどが年下)の運転を応援しつつ、クランクのイメトレ。いや、みんな上手いな。

 

 

やっと来た自分の番では、緊張のあまり、これまでの苦労を全て忘れた。クランクの入り口で頭真っ白になり、ポールにぶつかる寸前で切り返して脱出。

 

 

クランクとS字が終わって気が抜けたのか、黄色信号を進みそうになるも、ギリギリ止まり、なんとか終了。

 

 

実技試験終わってカチコチに固まったまま、試験官からの総評。

 

 

そして合格が告げられ、嬉しさよりも、私は多分白目で汗だくだった。その後も半目のまま学科試験(これは簡単だったとおもう)も合格し、授業を2コマ受けて帰宅。

 

 

ああ、これでまだ半分。

後半は路上に高速と、危険がさらにいっぱい。

 

 

本免試験では脳から汁がでそうだな。

世の運転している人たち、本当にすごい。